【アンドロイド携帯端末のPTTスイッチについて】

※2020年(令和2年)エコーリンクのバージョンアップが行われ、PTTに関するプロセスの修正が行われたようでecholink 1.6.2にアップした局のレポートによるとイヤホーンのスイッチでスタンバイができるようになったとのことです。またBluetooth接続での操作性についてもレポートしたいと思います。 2020/9/21
何か情報をお持ちの方は→こちら
2018.5月頃アンドロイド版のスマートフォンにおいてエコーリンク運用時「PTTスイッチが使えなくなった」と聞くことが増えており少し調べてみました。原因としてOSをバージョンアップした事が原因じゃないかという話を聞いたので各局にアンケートして調べた結果を報告します。

運用 Android echolink 端末メーカー モデル PTT操作
UX局 7.11 1.5.4 SHARP 605SH 不可
IJ局 5.0.2 1.5.4 SONY SOL26 不可
WF1局 8.0.0 1.5.4 SHARP S1 不可
WF2局 5.0.2 1.5.4 NEC TE508BAW 不可
WF3局 8.0.0 1.4.9* SHARP S1 使用可
GZ1局 5.0.2 1.5.4 Fujitsu F-05F 不可
OC局 4.1.2 1.5.4 NEC N-03E 不可
DX局 7.0 1.4.9 HUAWEI VNS-L22 使用可
PB局 6.0.1 1.5.4 Asus Nexus7 不可
*Googleplay外でdowngrade(自己責任)

運用 iOS echolink 端末メーカー モデル PTT操作
GZ2局 11.3.1 2.10.18 Apple iPhone8 使用可
YT局 11.3.1 2.10.18 Apple iPad Air A1474 使用可

結果:原因は1.5.4にアップデートした事が原因と予想されます。詳しいことは開発者のコメント待ちですが、最新バージョンの1.5.4に不具合があるようで開発者宛に現症と調査データを添付し、修正版もしくは次期バージョンの参考にしていただく様お願いのメールを送りました。iPhoneに関してはこれまで出来なかったイヤホーンによるスタンバイが新バージョン(2.10.18)では出来るようになりました。

対処方法:現時点ではエコーリンクのバージョンを下げる方法しか思い当たりません。ただ、Googleplay以外からのインストールは問題も多く細心の注意が必要で、お勧めできませんが一つの対応策としてご報告いたします。実際、1.5.4をアンインストールして旧版(1.4.9)にダウングレードされた方はイヤホーンマイクの手元スイッチが使えるようになったとのことです。
ダウンロード先はお勧めサイトを紹介出来ませんが "1.4.9 echolink" で検索してご自身の責任と判断でダウンロード先を選んでください。
尚、ダウングレードされた場合「自動アップデートを止める必要」があります。自動アップデートが行われると恒に最新のecholinkになります。
自動更新を止める方法
「Playストア」を起動しメニューを表示し「設定」から「アプリの自動更新」→「アプリを自動更新しない」を選択します。但し、自動更新を行わない場合、アンドロイド端末は恒に脆弱な状態にさらされる事になりますのでecholinkアプリ以外は手動により更新を行ってください。

調査にご協力いただいた各局には御礼申し上げます。またPTTスタンバイに関して情報をお持ちの方がおられましたら是非ご協力ください。情報・ご意見はこちらからお願いします。
※2018.5.23日現在の途中経過


北大阪90エコーリンク サーバ
※北大阪90エコーリンクについてのお問い合わせは無線(144.90MHzFM)
もしくはこちらのフォームメールにてお願いします。

北大阪のエコーリンクサーバは24時間駆動していますが、毎日深夜にバッチファイルを利用して再起動を行っており、常に安定運用に心がけています。深夜一時的に遮断する事がありますが通常2~3分で再起動が完了致しますのでお待ちください。
PC=DELL Optiplex 9010 i7 3.40GHz Memory=8GB HD=1TB
OS=Windows10 Pro
[IP Masquerade] UDP=5198,5199 TCP=5200

○机がまだないので床に直置きして運用中です。iMacの下にあるノートパソコン(Let's NOTE)はトラブルやメンテナンスなどの時に使用するエコーリンクサーバ予備機でLANケーブルを差し替え電源を入れると主エコーリンクサーバと同じ設定になっているのでそのまま使える。

○やっと机の上に!
zoom会議,echolink用のマイクも設置、dSTAR、HF(受信のみ運用)です。

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iPhone8でecholink
iPhone8 echolink
○Phone8でecholinkが使えた!(2017.12.14)
毎回訪れる機種変更の時期になりました。しかし、今回はいつもと違いiOS11から32bitのアプリは動作しなくなるとのことで古いアプリのiPhone[echolink]が心配でした。applestoreでは「64-bit package for full compatibility with iOS 10.」と書いているので大丈夫とは思いましたが実際インストールして確認をしないと不安でなかなか機種変更が出来ませんでしたが、職場の同僚が「iPhone8に機種変更した」と自慢げに見せてくれたのでこれ幸いにと無理矢理echolinnkを入れさせていただきました。そして無事起動すること確認しました。一応callとpasswordなど入れて使ってみましたが問題なく使えます。この週末に早速機種変更しますので詳しいレポートが出来ると思います。
機種変更後iTunesにて復元(iPhone6sより)したところ何事も無かったように旧機材と全く同じように使え、機種変更をしたことを忘れてしまう環境移行でした(^^)。送受信も問題なく、またカーオーディオ(ナビゲーション)やイヤホーンマイクとのBluetooth接続も問題ありませんでした。ただイヤホーンマイクはiPhone8に同梱されているイヤホーンマイク以外を接続する場合アダプタ(Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ)が必要なので少し面倒です。またイヤホーンマイク(純正・他社)でのPTT操作はecholinkアプリを2.6.14にアップデートする事によってPTT操作により送受信の切換が出来るようになり、とても重宝しています。





echolinkモービル運用のチョットした便利ツール
(スマホ ホルダー)


ハンドルから手を離すことなく指で操作できる

スマートフォンを手に持ちながら運転操作すると道路交通法に抵触するので、イヤホンマイクやカーナビにBluetoothで接続してハンズフリーで交信している。但し、送受信の切換はiPhone本体をタッチしないと切り替えすることが出来ず(iPhoneはイヤホーンなどの手元スイッチは使えない※)手に持っての操作で目線も前方からそらしやすく危険なので操作パネルをハンドルの近くに近づける必要があり、携帯電話ホルダーを使用することにした。ダッシュボードに吸盤で取り付けるとアームが長くなり手元まで引き寄せることが難しく接着部分も外れやすくしっかりしたものを探していたところドリンクホルダーに取り付ける商品も見つけました。アームの長さも短く車の装備品との干渉も無くハンドル横まで近づけるのでスマートフォンの画面もハンドルから手を離す事無く指でタッチすることができ操作性が向上した。ただ取り付ける位置によってはアームの共振を招き大きく振動する事がある。揺れ防止の対策を考えなければと考案中です。
※iPhoneはecholinkアプリを2.6.14にアップデートする事によってPTTスイッチが使えるようになった。

振動軽減策
 
※ボールジョイントからドリンクホルダーへ糸をかけ
振動を抑制する事ができ、左右の揺れも軽減しました。